2027.4技能実習は廃止され、2027年4月1日から「育成就労制度」が始まります。変わる点を見る →

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Subsidy

建設業の採用・定着に使える助成金

厚生労働省の「人材確保等支援助成金」には、建設業向けのコースがあります。令和8年度は、若手が6か月定着したときの「定着助成」が新しく加わりました。

中小企業(全業種)

雇用管理制度・雇用環境整備助成コース

最大325万円

  • 賃金規定・諸手当・人事評価の導入:1制度40万円(賃上げ5%以上で50万円)
  • 職場活性化・健康づくり制度:1制度20万円(賃上げ5%以上で25万円)
  • 業務負担軽減機器等:経費の1/2(賃上げ7%以上で75/100、上限225万円)

主な要件:計画の認定 → 制度・機器の導入 → 離職率を計画前より1ポイント以上下げる

中小建設事業主

建設キャリアアップシステム等活用促進コース

技能者1人16万円

  • CCUSのレベルが上がった技能者の賃金を5%以上上げた場合に支給
  • 1事業年度の上限160万円(10人分)
  • 1人あたり累計最大48万円(レベルアップごとに最大3回)

主な要件:雇用するすべての技能者のCCUS登録とレベル判定

令和8年度 拡充

建設事業主・建設事業主団体

若年者及び女性に魅力ある職場づくり事業コース(建設分野)

事業主は上限200万円

  • 現場見学会や技術研修などの経費:中小は3/5(賃金要件を満たすと3/4)
  • 令和8年度新設の定着助成:新規入職者1人42万円(年度3人・126万円まで)
  • 上限200万円は、経費助成・賃金向上助成・定着助成の合計

主な要件:魅力の発信から入職・定着まで一体で取り組み、新規入職者が6か月定着

外国人を雇用する事業主

外国人労働者就労環境整備助成コース

1制度20万円(上限80万円)

  • 必須:雇用労務責任者の選任、就業規則等の多言語化
  • 選択:苦情・相談体制、一時帰国の休暇制度、マニュアル・標識の多言語化
  • 2026年10月に改正があり、支給額が変わった可能性があります。最新額は公式で確認してください

主な要件:措置の実施後6か月間の外国人労働者の離職率が15%以下

出典:補助金ポータル:人材確保等支援助成金 令和8年度 全7コース/厚生労働省:人材確保等支援助成金/厚生労働省:若年者及び女性に魅力ある職場づくり事業コースの拡充概要

Simulator

人数で見る、助成額の目安

定着助成とCCUS活用コースは、人数に応じた定額です。対象になる人数を入れると概算が出ます。

定着助成(42万円×最大3人)840,000円
CCUS活用(16万円×人数、年160万円まで)480,000円
合計の目安1,320,000円

※要件をすべて満たした場合の概算です。定着助成は事業主の上限200万円(経費助成・賃金向上助成との合計)の中で支給されます。実際の支給額は労働局の審査で決まります。

Flow

申請の流れ

多くのコースは「計画 → 実施 → 確認 → 申請」の順。最初の計画提出を忘れると受け取れません。

  1. 1

    計画を出す

    取り組みを始める前に、管轄の労働局へ計画(届)を提出。先に始めると原則対象外です。

  2. 2

    制度・取り組みを実施

    評価制度の導入、現場見学会、CCUSのレベルに応じた賃上げなど。

  3. 3

    定着・離職率の確認

    新規入職者の6か月定着や、離職率の低下を確認する期間があります。

  4. 4

    支給申請

    期限内に申請。受け取りまで1〜2年かかることもあります。

申請は社会保険労務士に任せる会社も多くあります。評価制度づくりから申請まで支援できる専門家は定着支援サービスのページで比較しています。

2027.4.1 Start

技能実習は廃止。「育成就労制度」で何が変わる?

外国人材は、安く使う人手ではなく、育てて長く働いてもらう人材に。転籍も一定の条件で認められるため、給与や職場環境で選ばれる時代になります。

始まる日

2027年4月1日。同時に技能実習制度は廃止

目的

国際貢献から、人手不足分野での「人材の育成・確保」へ

育成の目標

原則3年で、特定技能1号の水準の技能と日本語能力

転籍(転職)

やむを得ない事情に加え、一定の要件のもとで本人の意向による転籍も可能に

受け入れの窓口

監理団体から「監理支援機関」へ(許可制・外部監査人の設置が必須)

受け入れ枠

2027年4月から2年間で43万人。建設を含む17分野

いまから準備しておきたいこと

  • 今の監理団体が監理支援機関の許可を取る予定か確認する
  • 3年間の育成計画と、特定技能に移った後の待遇を決める
  • 就業規則やマニュアルの多言語化(助成金の対象になる場合あり)

出典:共同通信:「育成就労」2027年4月から/行政書士事務所:育成就労制度の概要と技能実習との違い/DXマガジン:育成就労の受け入れ枠43万人